テニスコーツ@Mandala-2

会場に着くと、入り口のロビーで丁度さやさん植野さんが直前の打ち合わせ中。どーもどーも、間に合ってよかった。「やばいっス..」「助けてください..ウソ」などと口々に言われるが、そんなこと言われても困る。朝生愛。バックの栗原さん・中村さん・石原さんの、フィルム映像を編集するようにひたすら繊細なアレンジを施してゆく、むせ返るようにサイケデリックな作業。朝生愛の午後半休してきたようなOL然としたハイヒールの下にあるボリュームペダル。2人テニスコーツ。こちらは2人共裸足。お互いの様子を徹底的に伺いながらのステージング。植野さんが歌う歌うで吃驚。ブルース的ワンコードの上にさやさんの信じ難いメロディーが乗る曲。初期の名曲「マリーン」の重厚長大な物語性。栗原さん中村さんを交え、じわりじわりとにじり寄る「リンガン」。

ライブ後、小林君・大内君・植野さん・さやさん・恋淵君と続々とセキーラに来宅。セブンイレブンのおでんは美味い。小林君大内君と新しいバンド名の相談。「sekifu」が濃厚になる。植野さんが一圓の餃子にかぶりつき、ギター片手に人間ジュークボックスと化してたので、「今度は僕とダブルボーカルで」と持ちかけたら、「それじゃ蝋じゃないですか。気持ち悪いっすよ」と植野さん。「でもそれってかなり可能性ひろがるよね」とさやさん。植野さんさやさんが帰宅し、大内君小林君が就寝してしまった後も、恋淵君と何故かプリンスのビデオなど見ながら4時まで。