帰宅後、再びニカハウスへ。GRIMの「MESSAGE」を焼かせてもらう。MTR宅録による僕らのための4畳半フォーク。惑星のように遠い昔にぽっかりと浮かぶ陽だまりのような音楽。YAZAWAのような風貌と化した放浪者のお疲れ植野さんと近所のサミットで買い物。鰻、鶏唐、パスタ、コーヒー、セサミクッキー。帰って鰻と唐揚を食い尽して全員一瞬精気を取り戻すものの、直後に植野さんレーニンの死体となる。残されたさやさんと僕も重力に逆らえず床で落ちそうになるも、何とか頑張って起きて、「追憶」「ディーア」「どんなどんな(ジェンカ)」など練習する。練習っていいなぁ。夢の中で練習を聴いていたらしい植野さんが丑三つ時に「カッコイイ!」と叫んで起きる。「日本アンダーグラウンドの正しき系譜」がどうのこうの「シェシズの『約束はできない』みたい」がどうのこうの「よくぞそこまで」がどうのこうのと褒めちぎられ、さやさんと僕はキョトンとしていたものの、その流れでその場で録音することになる。植野さん作のオルガン2台による明け方のような曲など。テレコで録ったやつはレンジの狭さが「ベースメントテープス」みたいで実に格好よかった。6:00頃ニカハウスを後にする。